・使えるようにするには?
このような悩みを解決します。
- 中国でLINEを使えない理由
- 中国でLINEを使う方法
- 中国でLINEの代わりになるSNS
この記事では中国でLINEを使えない理由から、中国でLINEを使う方法までを紹介していきます。
LINEを使えないと暇な時間を持て余してしまうと思いますので、サクッと解決してしまいましょう。
中国でLINE(ライン)を使えない・禁止されている理由【ネット規制?地域制限?】
結論、中国でLINEは使えません。
中国でLINEを使えない・禁止されている理由は、国側がLINEのサービスを規制しているから。
旅行などで中国に来たときに「LINEが開けない!なんで?」となるのは、この規制に引っかかっているからですね。
このGFWの規制対象にLINEも含まれているので、中国人に限らず旅行で中国に来ている日本人もLINEを使えなくなります。
LINE(ライン)以外に中国で禁止されている・使えないSNS
中国で禁止されているSNSは下記のとおりです。
- Google(グーグル)
- YouTube(ユーチューブ)
- Instagram(インスタグラム)
- Facebook(フェイスブック)
- Twitter(ツイッター)
- Yahoo!
- ニコニコ動画
上記のように、中国ではLINE以外にも規制対象としているSNSがいくつかあります。
これから中国で生活していくうえで役に立つ知識だと思いますので、なんとなくでも覚えておくといいですよ。
香港やマカオはネット規制の対象外!だからLINEを使える
ちなみに香港やマカオでは問題なくLINEを使えます。
これは香港やマカオが「特別行政区」という地域に指定されているからで、中国であってもネット規制の対象外となっています。
ちなみに香港ではLINEはあまり使われておらず、チャットアプリだと「WhatsApp」がよく使われているそう。
少し古いデータになりますが、2013年のonavoの調査では香港のiPhoneユーザーのうち「96%」がWhatsAppを使っているみたいです。
香港では日本のようにLINEを使う文化はありませんが、LINEを使うこと自体はできますので安心ですね。
中国でLINE(ライン)を使う方法【規制を回避!】
中国でLINEを使う方法には、下記の6つがあります。
- VPNを使う
- 香港SIMを使う
- VPN付きのwifiをレンタルする
- VPNを設置しているホテルに泊まる
- 自宅にVPN付きのwifiルーターを設置
- 大学のVPNを使う
30日以内の滞在であればVPNを使った方法は料金を無料にできますので、旅行で中国に来ているならVPNを使った方法がおすすめです。
どの方法も紹介していきますので、自分に合った方法を選択してみてください。
VPNで日本のサーバーに接続して中国からLINEを使う
1つ目は「VPN」を使った方法です。
VPNとは「Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)」の略で、誰にも通信を傍受されないセキュリティ性の高い回線のこと。
またVPNには世界各国のサーバーに接続できる特徴もありますので、世界のどこにいても日本の回線と接続できます。
このVPNを使って中国からLINEを使う方法をざっくり説明すると、次のような感じ。
- VPNと契約
- 日本のサーバーと接続
- LINEを開く
中国にいると基本的に日本のアプリは使えなくなりますので、LINEも使えなくなります。
しかしVPNを使って日本のサーバーに接続すれば、日本から通信をしているのと同じ状況を作り出せます。
したがって、中国からでもLINEを使えるようになるわけです。
用意するものも特にありませんので、個人的には1番おすすめな方法ですね。
VPNには下記のようにいくつかのサービスがあります。
おすすめは「NordVPN」ですね。
NodeVPNは使い方が超簡単で、早い人なら5分ほどでLINEを使えるようになります。
また通信速度も速いのでメッセージを送るのに時間がかかることもありません。
ちなみにNordVPNは30日間の全額返金保証があります。
旅行で中国に来ている方であれば「滞在期間中だけ契約して帰国したら返金」といったこともできますので、無料でLINEを使えるようになります。
たった5分くらい作業をすればその後は好きなときにLINEを使えるようになりますので、サクッとVPNとの接続を済ませていつでも日本の友達と連絡できるようにしておくといいと思います。
では実際にVPNを使ってLINEを使えるようにする手順を紹介していきます。
最初に大まかな手順を紹介しておきますね。
- VPNと契約
- 日本のサーバーと接続
- LINEを開く
VPNと契約
まずはVPNと契約していきます。
1.NordVPNの公式サイトにアクセス
2.「NordVPNを購入」をタップ
3.契約したいプランの購入ボタンをタップ
短期滞在の方は「スタンダードプラン:1ヶ月」でOK。長期滞在の方は「スタンダードプラン:12ヶ月」とかがおすすめ。
(30日以内の返金申請で、支払った金額の全額が帰ってきます)
4.「メールアドレス」と「クレジットカード情報」を入力。「続ける」をタップすると、NordVPNの契約が完了
日本のサーバーと接続
次にVPNを使って日本のサーバーと接続していきましょう。
1.NordVPNのアプリをダウンロード
2.NordVPNのアプリを開いて「ログイン」をタップ
3.利用規約に同意したら「同意して続行」をタップ
4.登録時に入力したメールアドレスを記入し「続行」をタップ
5.パスワードを入力して「ログイン」をタップ
6.ログインに成功したら、サーバー一覧から「Japan」を選択。これで日本のサーバーとの接続が完了
LINEを開く
日本のサーバーと接続できましたら、あとは普段通りLINEを開けばOKです。
日本のサーバーと接続している間は問題なくメッセージを送れるはずです。
香港SIMを使ってGFWの影響を受けない地域から通信をする
2つ目は「香港SIM」を使った方法です。
香港は通信規制を受けていない地域ですので、香港から通信を行っている香港SIMを使えば、LINEやYouTubeなども使えるようになります。
おすすめの香港SIM
おすすめの香港SIMは、下記の2つです。
- 中国聯通香港
- 中国移動香港
「中国聯通香港」はAmazonで買えますので、手軽に使えることが魅力的。
データ量は「2GB、5GB、7GB」から選べますので、必要な容量を選べばOKです。
「中国移動香港」は香港SIMでもっとも知名度がありますので、信頼性は抜群。
データ量は6GB~150GBまで選べますので、大容量の香港SIMを使いたいなら中国移動香港がおすすめです。
香港SIMを使うときの注意点
そもそも香港SIMを使う場合、SIMフリーの端末であることが条件です。
SIMロックがされている状態だと香港SIMは使えませんので、その点には注意が必要です。
いますぐにLINEを使えるようにしたいなら、VPNを使った方法のほうがおすすめです。
VPN機能付きのwifiをレンタルして日本のサーバーからLINEを使う
3つ目は、VPN機能付きのwifiをレンタルする方法です。
wifiにはVPNの機能がついたものもありまして、このwifiを使えば日本のサーバーと接続して中国からでもLINEを使えるようになります。
ちなみに中国でもLINEを使えるポケットwifiの例としては、下記のような感じです。
VPN機能付きのwifiを持っていけば中国でも日本と同じようにスマホを使えますので、中国滞在のデメリットをほとんど感じないかと。
ちなみにVPN機能付きのwifiなら「グローバルWiFi」を使っておけば間違いないです。
グローバルWiFiは料金が安く通信速度も速いので、ポケットwifiの品質としては文句なし。
また通信料を1,000円割引してくれますので、1日分くらいの料金は無料になりますね。
それで料金を割り勘にすれば、めちゃくちゃ料金を抑えられますよ。
もし中国にVPN機能付きのwifiを持っていくなら、グローバルWiFiがおすすめですよ。
VPNを設置しているホテルに泊まって日本のサーバーにアクセスする
4つ目は、VPNを設置しているホテルに泊まる方法です。
中国にはネット規制を回避するために、VPNを設置しているホテルもあります。
このようなホテルに泊まればホテルのVPNから日本のサーバーに接続し、中国からでもLINEを使えるようになります。
ただ中国では認可されていないVPNを使うことは違法となっていますので、VPNを設置しているホテルを探すのは一苦労かも。
もしVPN付きのホテルに泊まろうと思うなら、SNSやネットを使って情報収集をしてみるといいですよ。
日本の自宅にVPN機能付きのwifiルーターを設置して中国から日本の回線を使う
5つ目は、日本の自宅にVPN機能付きのwifiルーターを設置する方法です。
wifiのルーターにはVPN機能がついたものもありますので、このようなルーターを日本の自宅に設置しておくことで中国から自宅のサーバーに接続することが可能に。
自宅のサーバーに接続すれば日本の回線を使えるようになりますので、中国からでもLINEを使えるようになります。
ちなみにVPN機能付きのwifiルーターを提供しているメーカーには、下記のようなものがあげられます。
- BUFFALO
- ASUS
- NETGEAR
- TP-Link
- Synology
もしVPN機能付きのwifiルーターを設置しようと思うなら、上記のメーカーのなかから探してみるとよいかと。
上記のメーカーのなかからVPN機能のついたルーターを探す必要はありますので、その点は誤解がないように注意してください。
大学のVPNに接続して上海や広州からでもLINEを使えるようにする
6つ目は、大学のVPNを使う方法です。
大学には在籍している生徒のみが使えるVPNを用意しているところもあり、そのような大学に在籍しているなら中国から大学のVPNサーバーに接続することもできるはず。
大学のサーバーに接続できれば中国にいてもLINEを使えるようになりますので、日本の友達や家族にも気軽に連絡できるようになります。
このVPNサーバーに接続する方法でも、中国からLINEを使うことは可能です。
ただ大学のVPNや筑波大学のVPN Gateは、通信速度がかなり遅いです。
もしLINEを使えるようになったとしてもメッセージの送信がうまくいかなかったりうまく通話できなかったりと、けっこうストレスが溜まるかもです。
ストレスなくLINEを使いたいなら、NordVPNなどの有料のVPNを使ったほうがいいと思います。
中国でLINE(ライン)が使えない時に代わりになるメッセージアプリ
中国でLINEが使えないとき代わりになるメッセージアプリは、下記の4つです。
- WeChat(微信)
- Skype
- ZOOM
- テンセントQQ(騰訊QQ)
それぞれのメッセージアプリについて紹介していきますね。
中国でLINEを使えないときに代わりになるメッセージアプリは「WeChat(微信)」です。
WeChatは「中国版LINE」ともいえるメッセンジャーアプリで、メッセージ、スタンプ、グループチャット、通話など、LINEと似た機能が実装されています。
中国では「メッセージアプリ=WeChat」という感じですので、LINEが使えないときはWeChatで代用するのが1番おすすめ。
ちなみにWeChatは日本で使うこともできますので、日本にいる友だちにWeChatを入れてもらえば中国にいても普段のようにメッセージのやり取りもできますね。
Skype
中国でLINEを使えないときに代わりになるメッセージアプリは「Skype」です。
Skypeは「Microsoft社」が提供しているビデオ通話サービス。
IDを発行すれば誰でも無料で使えますので、日本でも利用者の多いメッセージアプリです。
Skypeには下記のようにあらゆる機能が備わっており、音声通話からチャットを使ったコミュニケーションまでできます。
- 音声/ビデオ通話
- 画面共有
- 録音
- 翻訳
- チャット
Skypeは主にビジネスシーンで使われることの多いアプリですが、LINEのようにコミュニケーションツールとして使用することも可能。
LINEの使えない中国では重要な連絡手段となりますので、LINEの代わりにSkypeを使うのはけっこうおすすめです。
ZOOM
中国でLINEを使えないときに代わりになるメッセージアプリは「ZOOM」です。
ZOOMは世界No.1のシェアを誇るWeb会議ツール。
新型コロナウイルスの影響を受け、日本でもWeb会議やオンラインセミナーを開催するときによく使われていたメッセージアプリです。
ZOOMはWeb会議をするためのツールですので「音声通話」「ビデオ通話」「チャット」を使えます。
Zoomには無料版と有料版がありますが、基本的な機能は無料版でも使えますのでLINEの代用としてはまったく問題ないです。
ZOOMであれば使ったことがあるかもしれませんので、中国にいる間はZOOMで日本の人と連絡するのもありですよ。
テンセントQQ(騰訊QQ)
中国でLINEを使えないときに代わりになるメッセージアプリは「テンセントQQ(騰訊QQ)」です。
テンセントQQは中国のインターネット企業「テンセント(騰訊)」が開発・運営するインスタントメッセンジャーツール。
アクティブユーザー数は8億人を超え、WeChatと並ぶ人気のメッセージアプリとなっています。
テンセントQQには下記のように様々な機能があり、LINEと似ている部分も多く見られます。
- QQ秀/アバター機能
- QQ運動/万歩計機能
- QQ绿钻/音楽視聴
- QQPay/決済機能
テンセントQQはWeChatと似ているサービスになりますが、中国人の感覚からすると「テンセントQQ=SNS」「WeChat=連絡手段」といった感じのよう。
LINEに近いのはWeChatですが、テンセントQQでもLINEの代わりにはなると思います。
中国で使えるSNS一覧【抖音・小紅書など】
中国で使えるSNSを一覧形式で紹介していきますね。
- 抖音(Douyin)
- 哔哩哔哩(bilibili)
- 微博(Weibo)
- 微信(We Chat)
- 小紅書(Xiaohongshu)
- 快手(Kuaishou)
- 西瓜视频(Watermelon)
- 百度贴吧(Baidu Tieba)
- 知乎(Zhihu)
中国でLINE(ライン)が使えない時の妥協策
これまでに紹介した方法がしっくりこなかった場合には、これから紹介する妥協策を実践してみてください。
日本の友達とは日本に帰ってきてから連絡する
中国でLINEを使えないときは、特別な用事でもない限り日本の友達とは連絡しないのも手です。
ぶっちゃけ普段なにげなく友達と会話している内容は、そこまで重要ではないはず。
このような内容であれば別に中国に来ても返信しなければいけない内容ではないと思いますので、中国にいる間は連絡を遮断するのもいいと思います。
中国にいる間は中国での観光やショッピングに集中し、日本に帰ってきてから友達にはたくさんの思い出話をしてあげるといいと思います。
国際電話で通話する
もし急を要することを伝えたい場合は、LINEではなく国際電話で通話するといいと思います。
国際電話であれば中国からでも日本に連絡できますので、大事な内容もしっかりと伝えられます。
チャットで手軽に送るといったことはできませんが、確実に情報を伝えられるという点では安心できるかと。
国際電話は日本で通話するときよりも料金が高くなりますので、長時間電話をしていると料金もどんどん上がっていきます。
中国から日本に電話をするときはあらかじめ要点をまとめ、短い通話時間で簡潔に伝えたほうがいいですよ。
中国でLINE(ライン)を使う方法以外にVPNでできること
先ほどお伝えしたように、VPNを使うことで中国でもLINEを使えるようになります。
しかしVPNの使い方はそれだけではなく、ほかにも様々な用途があります。
具体的には下記のような感じですね。
- 情報漏洩を防げる
- あらゆるサブスクを格安で契約できる
- 日本では見られない動画を視聴できる
- 日本では使えないサービスを使える
それぞれの用途について詳しく紹介していきます。
情報漏洩を防げる
VPNを使うことで中国でもLINEを使えるようになりますが、それ以外にも個人情報や重要なデータなどの情報漏洩を防げるようになるメリットもあります。
そもそもVPNとはセキュリティ性の高い通信をするためのサービスでして、日本語では「仮想専用線」と呼ばれるもの。
このようにデータをカプセル化し誰にも傍受されない回線を使うことで、通信中の情報漏洩を防げるようになるわけです。
万が一トンネル内に侵入されたときの対策も万全で、通信内容はすべて暗号化して送信されています。
そのためもし通信を傍受されても、簡単には情報を解読できないようになっています。
中国に滞在している場合、フリーwifiを使うことも多いと思います。
しかしフリーwifiはセキュリティ性がかなり低く、ちょっとネットに詳しい人であれば誰でも情報を簡単に抜き取れてしまいます。
このような状況でもVPNに接続することでセキュリティ性の高い回線を使えるようになりますので、個人情報やクレジットカード番号を抜き取られる心配もなくなります。
この記事では中国でLINEを使うことをメインにVPNの用途を紹介してきましたが、本来はセキュリティ性を高めるためのサービスだと覚えておくといいですよ。
あらゆるサブスクを格安で契約できる
VPNは中国でLINEを使えるほかに「YouTubeプレミアム」や「Netflix」などのあらゆるサブスクを格安で契約できるようになるメリットもあります。
各サービスをどれくらい安くできるのかというと、下記のような感じです。
サブスク | 通常料金 | VPN料金 |
---|---|---|
Netflix (ベーシックプラン) |
990円/月 | 約450円/月 |
Spotify | 980円/月 | 約150円/月 |
YouTubeプレミアム | 1,180円/月 | 約200円/月 |
Microsoft 365 (Personal) |
1,490円/月 | 約880円/月 |
なぜVPNを使うとサブスクの料金を抑えられるのか、その仕組みをざっくりと紹介していきますね。
先ほどお伝えしたようにVPNは世界各国にサーバーを設置していますので、日本や中国からでも世界各国の回線を使えます。
そしてNetflixやSpotifyは国ごとに料金が違いますので、物価の安いトルコやインドから契約すれば料金を抑えられます。
仮に「中国でLINEを使いたい+あらゆるサブスクと契約している」という状況であれば、VPNを使うことで「中国でもLINEを使える+サブスクが超安くなる」という感じで一石二鳥です。
上記の条件に当てはまる場合には、VPNを使うのはかなりおすすめです。というより、使わないとただ損するだけだと思います。
日本や中国からNetflixなどのサブスクを契約しているなら、VPNを使うことでかなり料金を抑えられるようになりますよ。
VPNを使ってサブスクの料金を抑える具体的な手順は[nlink1 url=”https://aliceblog.org/youtube-premium-vpn/”]で紹介していますので、気になる場合にはチェックしてみるといいですよ。
[nlink url=”https://aliceblog.org/youtube-premium-vpn/”]
日本では見られない動画を視聴できる
VPNを使いほかの国のサーバーに接続することで、日本では見られない動画を視聴できるようになります。
そもそもNetflixやAmazon Prime Videoでは、国によって見られる作品が違います。
このようにVODでは国によって配信されている作品が異なりますが、VPNを使ってほかの国のサーバーに接続することで、その国で配信されている作品を見られるようになります。
もし中国でLINEを使うためにVPNと契約したなら、ほかの国のNetflixやAmazon Prime Videoにはどんな作品があるのか見てみるとおもしろいかもしれませんね。
日本では使えないサービスを使える
VPNを使うことで、本来日本や中国では使えないサービスも使えるようになります。
アプリやWebサービスには地域制限がかけられていることも多く、開発されている国でしか使えないことも多いです。
またあらゆる韓国ドラマが配信されている「TVING」という動画配信サービスも、韓国からしか契約できない仕様となっています。
このように地域制限がかけられているサービスも、VPNを使って現地のサーバーに接続すれば問題なく契約できます。
もし韓国ドラマやアメリカの番組を見たいなら、VPNを使えば日本や中国からでも見られるようになりますよ。
中国でLINE(ライン)を使う方法でおすすめのVPN
「中国でLINEを使う方法」の見出しではおすすめのVPNを簡単に紹介しましたが、さらに詳しい情報が知りたい方向けにそれぞれのVPNについて紹介していきます。
NordVPN
中国でLINEを使うときに1番おすすめなのが「NordVPN」です。
NordVPNはパナマに拠点を置くVPNでして、業界でもかなり知名度の高いサービス。
PC・スマホ・タブレット、どのデバイスからでも使うことができ、スマホの場合はアプリから簡単にVPNサーバーと接続できます。
個人的にNordVPNでもっとも大きな特徴だと思うのが、通信速度の速さです。
この特徴から、質の低いVPNや無料のVPNを使うと通信速度がかなり遅くなります。
しかしNordVPNの場合は通信速度が速く、通常の回線を使っているのと同じくらいのスピードを出すことが可能。
それこそLINEで通話したりメッセージを送信してもラグは起きませんので、VPNに接続していてもストレスを感じることはほとんどありませんね。
NordVPNは世界60カ国に5,700台のサーバーを設置しており、もちろん日本にもサーバーを設置しています。
日本のサーバーに接続して中国からLINEやYouTubeを使うことはできますのでご安心ください。
NordVPNは6台まで同時に接続できますので、友達と共有することで全員LINEを使えるようになりますし、1人あたりの料金も大幅に抑えられます。
NordVPNは30日間の全額返金保証を用意していますので、旅行などの短期滞在であれば無料でVPNを使うことができますよ。
CyberGhost
中国でLINEを使う場合「CyberGhost」もおすすめです。
CyberGhostはルーマニアに本社を置くVPNで、キュートなキャラクターが特徴的なサービス。
1クリックでVPNサーバーとの接続ができますので、初めてVPNを使う方でも使いやすいサービスだと思います。
CyberGhostのもっとも大きな特徴は、その料金の安さ。
各VPNと2年プランで料金を比較すると、CyberGhostのコスパの良さを実感できるはずです。
NordVPN | 540円/月 |
CyberGhost | 320円/月 |
SurfShark | 351円/月 |
またCyberGhostのもう一つの特徴としては、デバイスの同時接続可能数が7台と多いこと。
友達と中国に旅行できている場合には、あなたがCyberGhostと契約して友達と料金を割り勘にすれば、友達もLINEを使えて1人あたりの料金をかなり抑えることもできますね。
中国でLINEを使い場合におすすめのプランは、滞在期間によって変わってきます。
そもそもCyberGhostにはグレードがなく、プランの違いとしては契約期間だけです。
ですので中国に短期滞在する場合には「1ヶ月契約」がおすすめ。
中国に長期滞在する、もしくは中国に移住しているという場合には、月々の料金が安くなる「6ヶ月契約」や「2年契約」のほうがおすすめです。
SurfShark
中国でLINEを使うときにおすすめのVPN3つ目は「SurfShark」です。
SurfSharkはオランダに本社を構えるVPNでして、2018年に創業した若手企業。
コスパの良さから年々利用者を増やし、今では業界でもかなり有名なVPNサービスとなっています。
SurfSharkの一番の特徴は、同時接続数が無制限なこと。
そのため大人数で中国に来ている場合や家族でVPNを使う場合には、接続するタイミングを譲り合う必要がありました。
しかしSurfSharkの場合はデバイスの接続制限がありませんので、友達と共有したり自分の持っているデバイスすべてにVPNを接続できます。
またSurfSharkはコスパの良さも魅力的で、ほかのVPNサービスに比べて料金が安いです。
「安い料金で大人数と共有したい!」という場合には、SurfSharkはかなりおすすめかと。
日本にもサーバーを設置していますので、中国から日本のサーバーに接続してLINEやほかのアプリを使うことはできますのでご安心を。
SurfSharkにも30日間の返金保証が用意されていますので、興味があるなら試してみるといいかもしれません。
中国でLINE(ライン)を使えない場合に困ること
中国でLINEを使えない場合に困ることをいくつか紹介していきます。
LINEで会話している友達に連絡できない
中国でLINEを使えないと、LINE経由で友達と連絡できなくなります。
普段友達や家族と連絡をするときは、LINEを使っていることがほとんどだと思います。
そのため中国に来てLINEが使えなくなると、日本の友達や家族に連絡しづらくなります。
LINEが使えなくなると一気に連絡手段がなくなりますので、普段連絡している人には中国に来ていることを事前に伝えておくのがおすすめです。
LINE VOOMに投稿をできないから中国旅行の画像や動画を友達にシェアできない
中国でLINEを使えない場合、中国で撮った写真や動画をLINE VOOMに投稿できなくなります。
旅行で中国に来ている場合、やはり観光地の写真やおいしかった料理の写真はアップしたいですよね。
とはいえ中国国内ではLINEを使えないので、新しく投稿をアップできなくなります。
LINE VOOMを投稿するのが好きな方はけっこういると思いますので、そういった方にとっては中国でLINE VOOMを使えないことは趣味を1つ削られるような感覚になるかもしれません。
LINE公式アカウントも使えなくなる
会社のSNS運用を担当している方や個人で事業をやっている方の場合、LINE公式アカウントを運営していることもあるはずです。
中国ではLINE公式アカウントも使えないので、新規投稿やキャンペーンの告知もできなくなります。
LINE公式アカウントを使えなくなると事業に影響を及ぼしてしまうと思いますので、この記事で紹介した方法でLINEを使えるようにするのがおすすめです。
「中国でLINE(ライン)が使えない」に関してよくある質問
「中国でLINEが使えない」に関してよくある質問にお答えしていきます。
気になる内容があれば、ぜひチェックしてみてください。
中国でLINE(ライン)を使ってる人がいるのはなぜ?
結論、VPNや香港SIMなどを使っているからです。
先ほどお伝えしたように中国の通信ではLINEを制限されていますので、基本的には中国でLINEは使えません。
それでも中国でLINEを使ってる人がいるのは、中国以外の通信を使っているからと考えられます。
この記事で紹介したように、中国以外の通信を使うには下記の方法があります。
上記の方法であれば中国の通信規制も回避できますので、LINEを使ってる人がいても納得です。
もし中国でもLINEを使いたいなら「VPNを使った方法」か「香港SIMを使った方法」を参考にしてみてください。
VPNに接続して中国からLINE(ライン)を使うのは違法ではないの?
結論、中国でVPNを使うのは日本の法律には触れませんが、中国の法律には違反してしまいます。
これは中国の法律で「国が認めた通信以外は使っちゃダメですよ!」というルールがあるからですね。
とはいえ実際のところ、中国でVPNを使ってもほとんど罰則を受けることはありません。
というのも実際にVPNを使って罰則を受けた事例はほとんどないからですね。
ちなみにいままでにVPNを使って罰則を受けた人は、下記のようなことをしていました。
- VPNを使って利益を出していた
- VPNを使って中国への政治的な批判をしていた
つまりVPNを使って利益を出したりデモ的な活動をすると、罰則を受ける可能性があるということですね。
VPNを使ってLINEを使うということであれば、まず罰則は受けないと思ってもらって大丈夫かと。
まとめると、中国からVPNを使ってLINEを使うことは法律に触れるが、ほとんど罰則を受けることはないということです。
無料のVPNでも中国でLINE(ライン)は使える?
無料のVPNを使ってもLINEは使えます。
ただし無料のVPNは通信速度があまりにも遅く、メッセージを送るのに時間がかかります。
ときにはうまくメッセージを送れないこともあると思いますので、けっこうストレスが溜まるかもです。
LINE(ライン)の使用中もVPNとは接続しておかないといけない?
LINEを開いている間もVPNとの接続は必要です。
LINEを開いてからVPNとの接続を切ってしまうと、中国からの接続と判断されてLINEを使えなくなってしまいます。
LINEの使用中はずっとVPNとの接続を続ける必要がありますので、先ほどお伝えしたように無料のVPNではLINEを使うのが難しくなります。
中国でLINEを使えないことに連なる悩み
中国ではLINEを使えないだけでなく、ほかのSNSや日本のアプリも使えなくなります。
LINEだけでなくほかのSNSやアプリも使えるようにしたいなら、下記の記事を参考にしてみてください。
[chinese_app]
中国でLINEは禁止されていて使えないがVPNや香港SIMを使えば解決できる!
これで「中国でLINEは使えない?」の内容は終わりです。
中国ではGFWの規制がありますので、基本的にはLINEを使えません。
ただしVPNや香港SIMを使えば中国でもLINEを使えるようになりますので、旅行などで中国に来ているならサクッと問題を解決してしまいましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。