・香港でChatGPTは使える?
・使えるとしたらどうやってやるの?
このような悩みを解決します。
【本記事の内容】
- 香港でChatGPTを使えない理由
- 香港でChatGPTを使う方法
この記事では、香港でChatGPTを使う方法を紹介していきます。
現地で5分ほどの作業でChatGPTを使えるようになりますので、香港に観光に来ている方はぜひ使えるようにしましょう。

香港でChatGPTを使えない理由【ネット規制?地域制限?】
結論、香港でChatGPTは使えません。
香港でChatGPTを使えない理由は、国側がChatGPTのサービスを規制しているから。
旅行などで香港に来たときに「ChatGPTを使えない!なんで?」となるのは、この規制に引っかかっているからですね。
香港には「GFW(グレートファイアウォール)」という検閲システムがありまして、香港の国内外で行われるインターネット通信を常に監視しています。
このGFWの規制対象にChatGPTも含まれているので、香港人に限らず旅行で香港に来ている日本人もChatGPTを使えなくなります。
ChatGPT以外に香港で禁止されている・使えないサービス
香港で禁止されているサービスは下記のとおりです。
- YouTube
- LINE
- Yahoo!
- ニコニコ動画
上記のように、香港ではChatGPT以外にも規制対象としているサービスがいくつかあります。
これから香港で生活していくうえで役に立つ知識だと思いますので、なんとなくでも覚えておくといいですよ。
ただこの記事で紹介している方法であれば、ChatGPTに限らず上記のSNSも使えるようになりますのでご安心ください。
香港でChatGPTを使う方法
香港でChatGPTを使えるようにするには、VPNというものを使います。
VPNとは「Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)」の略で、誰にも通信を傍受されないセキュリティ性の高い回線のこと。
またVPNには世界各国のサーバーに接続できる特徴もありますので、世界のどこにいても日本の回線と接続できます。



このVPNを使って香港からChatGPTを使う方法をざっくり説明すると、次のような感じ。
- VPNと契約
- 日本のサーバーと接続
- ChatGPTを使う
香港にいると基本的に日本のアプリは使えなくなりますので、ChatGPTも使えなくなります。
しかしVPNを使って日本のサーバーに接続すれば、日本から通信をしているのと同じ状況を作り出せます。
したがって、香港からでもChatGPTを使えるようになるわけです。
VPNを使った方法であれば、いま香港にいる方でも5分ほどの作業でChatGPTを使えるようになります。
VPNには下記のようにいくつかのサービスがあります。
おすすめは「NordVPN
NordVPN
また通信速度も速いので、通信ラグにストレスを抱えることもありません。





ちなみにNordVPN
旅行で香港に来ている方であれば「滞在期間中だけ契約して帰国したら返金」といったこともできますので、無料でChatGPTを使えます。
たった5分くらい作業をすればその後は好きなときにChatGPTを使えるようになりますので、サクッとVPNとの接続を済ませて今日、明日、明後日の暇な時間を充実させるといいと思います。
では実際にVPNを使ってChatGPTを使う手順を紹介していきます。
最初に大まかな手順を紹介しておきますね。
- VPNと契約
- 日本のサーバーと接続
- ChatGPTを使う
VPNと契約
まずはVPNと契約していきます。
1.NordVPNの公式サイト
2.NordVPNの購入ボタンをタップ
3.契約したいプランの購入ボタンをタップ
プランは一番下位の「スタンダードプラン」で十分。
短期滞在の方は「スタンダードプラン:1ヶ月」でOK。長期滞在の方は「スタンダードプラン:12ヶ月」とかがおすすめ。
4.「メールアドレス」と「クレジットカード情報」を入力。「購入を完了」をタップすると、NordVPNの契約が完了
日本のサーバーと接続
次にVPNを使って日本のサーバーと接続していきましょう。
1.NordVPNのアプリをダウンロード
2.NordVPNのアプリを開いて「登録」をタップ
3.メールアドレスを入力して「続行」をタップ
4.登録時に入力したメールアドレス宛に認証コードが届くので、その認証コードを入力
5.パスワードを入力して「パスワードを作成する」をタップ
6.ログインに成功したら、サーバー一覧から「Japan」を選択。これで日本のサーバーとの接続が完了
ChatGPTを使う
日本のサーバーと接続できましたら、ChatGPTを開いてみてください。
香港にいても、問題なく使えるようになっているはずです。



香港でChatGPTを使うときの注意点!
VPNを使えば香港でも問題なくChatGPTは使えますが、通信料には注意です。
普段使っているスマホを香港に持っていっても、現地で問題なく通信はできます。
しかし香港からの通信は通常の通信料よりもかなり高くなりますので、香港旅行中何も気にせずChatGPTを使っていると通信料だけで10万円を超えてしまうなんてことも…
このように香港でスマホを使うと通信料がかなり高額になってしまいますので、香港旅行中はスマホを使わないのが基本です。
とはいえこの記事を読んでいる方だと香港でChatGPTを使いたいと思いますので、そういった場合には香港で使えるポケットwifiを持っていくのがおすすめ。
香港旅行用のポケットwifiを持っていけば契約した容量分は好きなようにスマホを使えますので、香港でChatGPTを使っても問題ありません。
またChatGPTだけでなくSNSを投稿したりYouTubeも見れますので、空き時間の暇つぶしに困ることはなくなります。



ちなみに香港旅行用のポケットwifiなら「グローバルWiFi
グローバルWiFiは料金が安く通信速度も速いので、ポケットwifiの品質としては文句なし。
また通信料を1,000円割引してくれますので、1日分くらいの料金は無料になりますね。
もし複数人で香港旅行に行くようなら、あなたが無制限のポケットwifiを持っていってみんなで共有するのがおすすめ!
それで料金を割り勘にすれば、めちゃくちゃ料金を抑えられますよ。
香港でもChatGPTを使いたいなら、ポケットwifiは持っていったほうがいいと思います。
香港でChatGPTを使うこと以外にVPNでできること
先ほどお伝えしたように、VPNを使うことで香港からでもChatGPTを使えるようになります。
しかしVPNの使い方はそれだけではなく、ほかにも様々な用途があります。
具体的には下記のような感じですね。
- 情報漏洩を防げる
- あらゆるサブスクを格安で契約できる
- 日本では見られない動画を視聴できる
- 日本では使えないサービスを使える
それぞれの用途について詳しく紹介していきます。
情報漏洩を防げる
そもそもVPNとはセキュリティ性の高い通信をするためのサービスでして、日本語では「仮想専用線」と呼ばれるもの。
具体的な仕組みは「送信側」「受信側」に設置した機器で「カプセル化」と呼ばれる処理を行い、第三者には見えない仮想的なトンネルを使って通信を行います。
このようにデータをカプセル化し誰にも傍受されない回線を使うことで、通信中の情報漏洩を防げるようになるわけです。
万が一トンネル内に侵入されたときの対策も万全で、通信内容はすべて暗号化して送信されています。
そのためもし通信を傍受されても、簡単には情報を解読できないようになっています。



香港に滞在している場合、フリーwifiを使うことも多いと思います。
しかしフリーwifiはセキュリティ性がかなり低く、ちょっとネットに詳しい人であれば誰でも情報を簡単に抜き取れてしまいます。
このような状況でもVPNに接続することでセキュリティ性の高い回線を使えるようになりますので、個人情報やクレジットカード番号を抜き取られる心配もなくなります。
VPNの用途は、本来はセキュリティ性を高めるためのサービスだと覚えておくといいですよ。
あらゆるサブスクを格安で契約できる
VPNでは「YouTubeプレミアム」や「Netflix」などのあらゆるサブスクを格安で契約できるようになるメリットもあります。
各サービスをどれくらい安くできるのかというと、下記のような感じです。
サブスク | 通常料金 | VPN料金 |
Netflix | 990円/月 | 約450円/月 |
Spotify | 980円/月 | 約150円/月 |
YouTubeプレミアム | 1,180円/月 | 約200円/月 |
Microsoft 365 | 1,490円/月 | 約880円/月 |
なぜVPNを使うとサブスクの料金を抑えられるのか、その仕組みをざっくりと紹介していきますね。
先ほどお伝えしたようにVPNは世界各国にサーバーを設置していますので、日本やアメリカからでも世界各国の回線を使えます。
そしてNetflixやSpotifyは国ごとに料金が違いますので、物価の安いトルコやインドから契約すれば料金を抑えられます。



ちなみにこの方法は違法でもありませんので、ただただ知っている人が得するような情報です。
あらゆるサブスクと契約している場合には、VPNを使うのはかなりおすすめです。というより、使わないとただ損するだけだと思います。



日本やその他の物価の高い国からNetflixなどのサブスクを契約しているなら、VPNを使うことでかなり料金を抑えられるようになりますよ。
日本では見られない動画を視聴できる
VPNを使いほかの国のサーバーに接続することで、日本では見られない動画を視聴できるようになります。
そもそもNetflixやAmazon Prime Videoでは、国によって見られる作品が違います。
例えば日本のNetflixでは「ジブリ作品」を見られませんが、香港のNetflixではジブリ作品を見られるといった感じです。
このようにVODでは国によって配信されている作品が異なりますが、VPNを使ってほかの国のサーバーに接続することで、その国で配信されている作品を見られるようになります。
もしVPNと契約したなら、ほかの国のNetflixやAmazon Prime Videoにはどんな作品があるのか見てみるとおもしろいかもしれませんね。
日本では使えないサービスを使える
VPNを使うことで、本来日本では使えないサービスも使えるようになります。
アプリやWebサービスには地域制限がかけられていることも多く、開発されている国でしか使えないことも多いです。
例えば「ESPN」という世界最大級のスポーツチャンネルは、アジア圏からは契約できずアメリカやヨーロッパからしか契約できません。
またあらゆる韓国ドラマが配信されている「TVING」という動画配信サービスも、韓国からしか契約できない仕様となっています。
このように地域制限がかけられているサービスも、VPNを使って現地のサーバーに接続すれば問題なく契約できます。



もし韓国ドラマやアメリカの番組を見たいなら、VPNを使えば日本からでも見られるようになりますよ。
香港でChatGPTを使うときにおすすめのVPN
先ほどVPNを使った方法の見出しではおすすめのVPNを簡単に紹介しましたが、さらに詳しい情報が知りたい方向けにそれぞれのVPNについて紹介していきます。
NordVPN
通信速度 | ◎ |
セキュリティ性能 | ◎ |
サーバーの数 | 7,000台以上 |
同時接続数 | 10台 |
ノーログVPN | ◯ |
返金保証 | 30日以内 |
料金 | 390円~/月 |
1番おすすめなのが「NordVPN
NordVPNはパナマに拠点を置くVPNでして、通信速度の速さは業界トップクラス
世界164箇所にサーバーを設置していますので、地域制限を回避するためのVPNとしては問題ありません。




NordVPNを実際に使っている人の口コミとして多かったのが、やはり通信速度の速さです。
ほかのVPNから乗り換えた人は特にギャップを感じているようで、VPNに接続している感じがしないとのこと。
ほかには長期的にNordVPNを使っている人で、トラブルもなく安心して使い続けられるという意見もありました。




対してNordVPNの口コミを見ていて少し気になったのは、サーバーによっては接続が安定しないこと。
数あるサーバーのなかでも一部のサーバーは接続が安定しないかもしれませんので、その点はご注意ください。
またNordVPNは中国でも使えるように「難読化サーバー」という規制回避用のサーバーを用意しているのですが、この中国用のサーバーがあまり安定しないという意見も目にしました。
NordVPNは30日以内であればどんな理由でも返金してもらえますので、気軽に試してみるのがおすすめです。
MillenVPN
通信速度 | ◯ |
セキュリティ性能 | ◎ |
サーバーの数 | 2,000台以上 |
同時接続数 | 無制限 |
ノーログVPN | ◯ |
返金保証 | 30日以内 |
料金 | 396円~/月 |
次に紹介するのは「MillenVPN
MillenVPNは日本を拠点に「アズポケット株式会社」が運営しているVPNサービス。
日本の企業が運営していることもあって、実際の利用画面からサポートまですべて日本語で使いやすいのが特徴です。
MillenVPNの通信速度は特別速くはないものの、普通にスマホを使う分には問題ありません。
サーバーのロケーションも世界中に2,000台以上あり、セキュリティ性能も金融機関レベルに高いので安心です。




MillenVPNの口コミとして多かったのが、料金の安さです。
「396円~/月」から使い始められますので、コスパはかなり良いです。
あとは日本の会社だから安心して使えるといった意見もありました。
対してネガティブな意見としてあったのが、通信速度の遅さです。
やはりNordVPNやExpressVPNを使っていた人からすると、MillenVPNはやや遅く感じるようです。
またMillenVPNは中国からのアクセスに特化した「MillenVPN Native Open Connect」という無料オプションを用意しているのですが、このオプションを使っても中国国内での接続が不安定になることもあるようです。
MillenVPNは現在公式サイトで10%OFFクーポンを配布していますので、さらに安く契約できます。
ExpressVPN
通信速度 | ◎ |
セキュリティ性能 | ◎ |
サーバーの数 | 3,000台以上 |
同時接続数 | 8台 |
ノーログVPN | ◯ |
返金保証 | 30日以内 |
料金 | 4,99ドル~/月 |
最後に紹介するのは「ExpressVPN
ExpressVPNはイギリスのヴァージン諸島に拠点を置くVPNでして、アプリのダウンロード数は5,000万を超える人気サービス
ゲーム用VPNとして使われるくらい通信速度が速く、105ヶ国にサーバーを設置しているためあらゆる国のIPアドレスに偽装できます。
また暗号化技術や認証技術も最高クラスですので、セキュリティの強化にも問題ありません。




ExpressVPNを使っている人の口コミに多かったのが、通信速度の速さです。
VPNに接続した状態で動画を再生しても、途中で止まることなくストレスフリーとのこと。
あとアプリの使いやすさも評価されていて、ワンタップでサーバーと接続できることも評価されていました。
対してExpressVPNでよく指摘されていた点は、料金の高さです。
長期契約をすれば多少の割引は効きますが、全体的にほかのVPNのほうがコスパは良いように感じます。
また接続するサーバーや時間帯によっては、接続が不安定になることもあるようです。
ExpressVPNにも30日間の返金保証がありますので、興味があれば試しに使ってみるといいと思います。
「香港からChatGPTを使う方法」に関してよくある質問
「香港からChatGPTを使う方法」について、よくある質問にお答えしていきます。
興味のある内容があれば、ぜひチェックしてみてください。
- VPNを使って香港からChatGPTを使うのは違法ではないの?
- 無料のVPNを使っても香港からChatGPTは使える?
- ChatGPTを使っているときもVPNとは接続しておく必要がある?
VPNに接続して香港からChatGPTを使うのは違法ではないの?
結論、香港でVPNを使うのは日本の法律には触れませんが、香港の法律には違反してしまいます。
これは香港の法律で「国が認めた通信以外は使っちゃダメですよ!」というルールがあるからですね。
とはいえ実際のところ、香港でVPNを使ってもほとんど罰則を受けることはありません。
というのも実際にVPNを使って罰則を受けた事例はほとんどないからですね。
ちなみにいままでにVPNを使って罰則を受けた人は、下記のようなことをしていました。
- VPNを使って利益を出していた
- VPNを使って香港への政治的な批判をしていた
つまりVPNを使って利益を出したりデモ的な活動をすると、罰則を受ける可能性があるということですね。
この記事で紹介している方法は「VPNを使って私的にChatGPTを使う」ということですので、香港にとって脅威になることもありませんし、実際に罰則を受けた事例もありません。
VPNを使ってChatGPTを使うということであれば、まず罰則は受けないと思ってもらって大丈夫かと。



まとめると、香港からVPNを使ってChatGPTを使うことは法律に触れるが、ほとんど罰則を受けることはないということです。
無料のVPNを使っても香港からChatGPTは使える?
無料のVPNを使っても香港からChatGPTは使えます。
ただし無料のVPNは通信速度があまりにも遅く、なにをするのも難しいです。
たとえ使えてもカクついたりすぐにロードが入ってしまったりと、気持ちよくChatGPTを使えません。



ChatGPTの使用中もVPNとは接続しておく必要がある?
ChatGPTの使用中もVPNとの接続は必要です。
ChatGPTを使い始めてからVPNとの接続を切ってしまうと、香港からの接続と判断されてChatGPTを使えなくなってしまいます。
香港からでもChatGPTは使える!
これで「香港でChatGPTを使う方法」の内容は終わりです。
長期滞在ではなく旅行で香港に来ている方には、VPNを使った方法がおすすめです。
現地からでも作業できますし、作業も5~10分ほどで終わりますので。
最後まで読んでいただきありがとうございました。